TV-blo

梅雨時の洗濯物 みんなどうしてる?

スポンサードリンク

梅雨の時期になると、

洗濯物が乾かなくて困りますよね。

 

仕方なく部屋干しすると

「生乾きのにおい」が気になるし、

長時間干してもなんとなく湿っぽい。

 

そこで、室内干しでも生乾きのにおいがなく、

しっかりと乾かす方法をまとめてみました。

 

 

「生乾きのにおい」原因は?

 

部屋干しの時に発生する生乾きの嫌なにおい、

その原因はモラクセラ菌という雑菌です。

 

もともとは人の口や鼻などの粘膜にいる菌で、

菌自体は、においません。

 

しかし、洗濯物に残っている皮脂や水分を

エサに増殖してフンのようなものを出します。

 

このフンが生乾きの嫌なにおいの原因なのです。

 

モラクセラ菌は水分がなければ繁殖せず、

熱にも弱い菌です。

 

しかし、乾燥や紫外線には強いため注意が必要です。

 

つまり、室内干しで長時間「生乾きの状態」が続き、

モラクセラ菌が増殖してしまった洗濯物は、

いくら外で完全に乾かしてもだめなのです。

 

乾いたときには臭わなくても、

しばらくしてから臭う「戻り臭」

発生するのはこのためなのです。

 

モラクセラ菌を増殖させないためには、

弱点である「熱を使う」もしくは

「水分を調整する」必要があります。

 

例えば、洗濯物を60度位のお湯の中に

10~20分つけおきしてから洗濯すれば

菌の増殖を抑えることが出来ます。

 

しかし、洗濯物にとって60度は高温なので、

繊維をいためたり、色落ちしたりする場合があります。

 

ですから「水分を調整する」すなわち、

早く、しっかりと乾かすことで、

菌の増殖を防ぐことが大切なのです。

 

 

スポンサードリンク
 

室内でなるべく早く、しっかりと乾かすには?

 

モラクセラ菌が増殖し

臭いを発生させるタイミングは、

およそ5時間後だそうです。

 

つまり、5時間以内にしっかりと乾かすことで

水分をなくせれば、増殖は防げるのです。

 

どうすれば、はやく、しっかりと乾かすことが出来るか?

 

ポイントは5つです。

 

干す場所を選ぶ。

 

お風呂場やリビングなど、

洗濯物を干す場所は住環境によって様々ですが、

大切なのは空気の流れを作れる場所であることです。

 

換気扇や窓を少し開けて、空気を取り込めること。

 

扇風機やエアコンの除湿機能等を使って、

洗濯物に風を送ったり、

湿気をとったり出来る場所がおすすめです。

 

干し方にも工夫が必要です。

 

ピンチハンガーに干すときには、

長いものを外側に、短いものを中側に

アーチ型になるように干しましょう。

 

長袖は逆さまにして、脇の下をのばす、

ズボンは裏返してポケットも広げて干しましょう。

 

生地と生地がくっつかないように、

すきまができるように、工夫して干すことが大切です。

 

脱水を長くする。

 

脱水時間を長くすれば、

より水分を飛ばすことが出来ます。

 

ただし、洗濯物がシワになりやすいので、

注意が必要です。

 

アイロンをかける。

 

洗濯物を干す前のぬれた状態で

アイロンをかけることによって、

水分量を減らすことが出来ます。

 

また、シワを伸ばす効果もありますが、

熱に強い素材のみ可能で、

化学繊維などには注意が必要です。

 

乾燥機や除湿機を使う。

 

自宅にあればもちろんですが、

最近では、街のあちこちでコインランドリーを見かけます。

 

大型のガス乾燥機など色々なタイプのものがあるので、

衣類の表示などに気をつけながら使ってみてはいかがでしょうか?

 

 

まとめ

 

洗濯物の「生乾きのにおい」

モラクセラ菌という菌が原因です。

 

洗濯物の水分量を調整する、

つまり5時間以内

 

しっかりと乾かすことによって、

菌の増殖を防ぐことが出来ます。

 

室内干しの場合は、

干す場所の空気の循環に注意し、

干し方にも工夫が必要です。

 

脱水の仕方を長くしてみたり、

アイロンを使ってみたり、

 

時には近場のコインランドリーに行って

乾燥機を試してみる事もお勧めです。

 

梅雨時の洗濯物は、

乾かないからとため込まずに、

こまめに、工夫しながら取り組んでみてはいかがでしょうか?