孤立する母親・虐待から子供を救うには？
最近では、毎日のようにニュースで子供に関する
虐待という悲しい事件がやっていますよね。
私も子育て中の母親ですが、そのニュースを見るたび
とても悲しくなり胸が苦しいです。
しかし、きっと子育てをしている方なら、
悩みのない方なんていないのではないでしょうか？
誰にでも虐待する可能性はあるのでは、と思います。
今回はどうして虐待していまうのか、
そして虐待をしないためにはどうすればいいのか、
どんな支援があるのかなどをまとめてみました。
誰にも頼る事ができないと一人で孤立してしまう
自分の子供というのは、それはもう本当に
可愛くて可愛くて仕方なくて、守りたい！と
出産して心から思いました。
こんなに小さくて愛しく、可愛い存在がこの世に
あるんだなーと、自分の命に代えてでも
守りたい存在だときっと子を持つ方なら
皆さん思っているんではないでしょうか。
しかし、そう思える母親がいる一方で
子供の存在が疎ましいと思う母親もいるのが
悲しいですが現実です。
現に毎日のように虐待のニュースが報道されます。
本当に悲しく腹立たしい事です。
そういうニュースを見るたびに、どうして
そのような事態になってしまったのか、
どうして虐待する前に親は助けを求めて
最悪の事態を避けられなかったのか考えます。
もちろんお子さんが一番の被害者です。
しかし、その虐待をしてしまった親はどうでしょうか。
出産した瞬間から「虐待してやりたい！！」なんて
思う母親はいないと信じたいです。
しかし実際生まれて数か月経つと赤ちゃんにも
自我も出てきて寝ているだけではなく動き回り、
嫌な時は叩いたり、物を投げたり、赤ちゃんによっては
全然寝ずによく泣く赤ちゃんもいるでしょう。
子育ての現実はそんなに甘いものではないと
私も身を持ってよ～く知っています。
寝不足との闘いでしたしフラフラでしたからね。
今も闘ってますが(笑)
生まれたばかりの時は寝てばかりだったのに
どんどん手がかかってきますもんね。
嬉しい反面、大変な時期がやってきたなーと
覚悟も必要です。
さて。
自分がいっぱいいっぱいになった時、
精神的に体力的に限界になってしまいそうな時に
支えてくれる家族や友人がいなかったら
どうなるでしょうか。
きっと自分で正常な判断ができないですよね。
疲れ果てて、頭も働かないでしょう。
そういう事がないように、今は病院で出産すると
色々な事を助産師さんや看護師さんに聞かれます。
例えば「困ったときに頼る人はいますか？」や
「気軽に悩み相談が出来る人はいますか？」など
赤ちゃんに対しての悩みというよりも母親を
気遣う質問が沢山あります。
その質問は、母子手帳で月齢ごとに記載されています。
というのも、出産してから自宅に帰り、
いざ自分だけで子育てスタートとなったときに
母親が産後ウツになってしまう確率が結構高く、
悲しい事に自殺してしまう母親も多いのが現実です。
そういった事態にならないためにも
妊娠した時から出産後も、病院や保健所などが連携して
サポートする体制を整えています。
しかし実際問題、出産のときに数日関わっただけの
人に悩み相談が出来る人が全員とは限りませんよね。
言いづらいこともあると思います。
相談できる人がいないと孤立してしまい、
母親のストレスもやがては限界を迎えます。
そういった時に気軽に相談できる場所はないんでしょうか。
こども家庭支援センターや一時保育などを利用する
近くに頼る人がいないと母親の息抜きも出来ないです。
息が詰まってしまうという話もよく聞きます。
そんなときには保育園の「一時保育」などを利用
してみてはどうでしょうか？
利用するには、予約が必要ですが事前に予約すれば
「この日は自由に好きなことができる！」と思えますし
少し今の育児を前向きに頑張れるんではないでしょうか。
また、地域によっては「子育て悩み相談」などの
電話で相談できる窓口も沢山用意されています。
知っている人には相談しにくかったり、そういった
内容でも電話での相談なら少しハードルも下がり
相談しやすくなりますよね。
誰かに話を聞いてもらうだけでも気持ちが
落ち着きますし、利用する価値はあると思います。
誰かに話を聞いてもらうって本当大切です。
あと、これは個人的な意見なんですが
ブログに気持ちを吐き出すという手もあると思います。
私は子育てをする上でのアイデアや参考に
ブロガーさんのブログをよくチェックして
いるのですが、子育て中のママさんのブログ記事は
かなり多いです。
そして皆さん、それぞれの悩みを吐き出して
ブログ上でやりとりしてすっきりしたりしてますよ。
この方法は結構気軽に出来るので個人的にはオススメ
します。自由に書けますしね。
もし、身体的に本当に自分の限界がきていると感じたら
恥ずかしさやプライドは捨てて、自分の為に、そして
自分の子供のために、児童相談所や民間の相談施設に
相談することです。
誰も責めたりせず、きっと力になってくれると思うので
遠慮せずに相談し、助けを求めて下さい！！
そうすれば解決への糸口は見つかるはずです。
まとめ
どうしても、周りに頼れる人がいないと自分1人で
抱えてしまいますよね。
責任感の強い真面目な方ほど、そうなるイメージが
あるので、少し肩の力を抜いて他人に頼る事も
子育てをする上ではとっても大事な事だと思います！！
変なプライドは捨てて、頼れるものは片っ端から
頼りましょう！
