利用してみる?民泊のメリットとデメリット
住宅宿泊事業法(民泊新法)が施行されて1年、
国内の民泊の届け出件数は7,8倍に増加し
その数17,301件。
「結構多くなったな」と思う反面
「利用した事がある」という声はあまり聞きませんよね?!
そもそも民泊とは「一般家庭に泊まること」の意味で
ホテルや旅館とは違う宿泊先として、海外では広く普及しています。
日本でも訪人外国人観光客を増やす目的で導入された制度ですが、
海外と若干違うのは「家庭に招き入れて泊まる」というよりは
一般住宅の空き部屋などを有料で提供する形態が主流であること。
利用者は外国人観光客が多く約80%以上です。
もしかして、「外国人だけで日本人は泊まれないの?」
と思いましたか?勿論、大丈夫。
利用できますよ。
民泊の提供者(ホスト)と利用者(ゲスト)を
つなぎ合わせるマッチングサイトを使って予約出来ます。
国内ではAirbnb(エアビーアンドビー)というサイトが有名です。
今回は、利用者側の立場で民泊の
メリットとデメリットをまとめてみました。
泊まってみたい!メリットいっぱいの民泊
- お手頃価格が魅力; 1番のメリットは低価格で泊まれること。シティホテルと比べると断然安い。カプセルホテルと値段だけで比べると高いが、利用空間、つまりスペースが全く違うので、やはり安いと思う。
1泊だけならカプセルホテルもよいが長期滞在であれば民泊がお得では?
人数が多くなるほど割安になるのも嬉しいメリットです。
- キッチンが使える:長期滞在者にとってキッチンはありがたい。施設によって冷蔵庫は勿論、調理器具や食器なども揃っていて自炊可能だったりする。外食ばかりでは費用もかさむし、食事内容も偏りがち、小さな子供と一緒だったら落ちついて食事も出来ないなんて事も。キッチンが使えれば問題解決ですね。
- ガイドブックにない魅力発見;民泊は一般の住居に泊まる為、そこに暮らす人や日常を感じる事が出来ます。ガイドブックにはない街並みを歩いてみたり、地元のスーパーで食材を買ってみたり。観光地では味わえないローカルな出会いやお気に入りが見つかるかも。
こんなはずではなかったのに!民泊のデメリット
- 立地が悪く見つけにくい;一般の住宅用物件が多いので、立地条件が悪い場合があります。駅から遠かったり、裏の細い道に面していたり、住宅街で迷ってしまったり。勿論看板や道案内なんて無いのが当たり前。
ホテルや旅館の様に多人数が来訪することを想定していないので、注意が必要で す。
- アメニティグッズが少ない;石鹸やハブラシ バスタオル、といったアメニティグッズが充実していない施設も。冷蔵庫はあっても中味は空っぽだったり、洗濯機はあるのに洗剤は無かったりします。ホテル並みのアメニティを期待せず、施設によって対応が異なるのが当たり前位に考えましょう。気になったら事前に調べておけば対応可能です。
- ルール厳守で;施設によってチェックイン、チェックアウトの方法や施設内での注意点、場合によってはゴミの処理方法まで、ルールが違います。予約時と施設利用時には必ずその施設のルールを確認し、厳守する必要があります。困った時、メールや電話で問い合わせは出来ても、常駐スタッフがいるわけではないのです。
まとめ
日本では一般住宅の空き部屋などを
有料で提供する形態が多い民泊、
近年施設は増加し
海外からの旅行客ばかりでなく、
私達が利用する機会もあるかも?
エアビーアンドビー等のマッチングサイトで
予約することが出来ます。
民泊は他の宿泊施設に比べて安く、
施設の種類も様々なタイプがあるので、
多人数にも対応できます。
キッチンがあって自炊できたり、
その地域の暮らしが味わえたりするメリットがある反面、
施設の場所が分かりにくい場合がある事、
アメニティグッズ等が不十分だったり、
利用規約が面倒だったりするといったデメリットもあります。
予約の際に、色々確認して事前に対応すれば
民泊は利用価値あり!ですね。