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母国の風習でも園児にピアスはだめな理由とは?

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先日、保育園に入園する際に園児にピアスをつけて
通園したいと申し出たお母さんが園側から
「外さないと入園できません」という入園の条件を
付けられました。

 

これを受けて、このお母さんは入園を辞退したそう
なのですがこういった事はよくある事なのでしょうか?

 

二児の母としての目線で意見をまとめました。

 


保育園によって色々な規則があることが多い

 

うちの子供は、保育園に通園しているのですが
入園の際には服装に色々な決まりがある事を
知らされました。

 

その保育園は私服通園なのですが、
このような条件がありました。

 

・フード付きの服はだめ
・ボタンや装飾がついていないもの

 

この二つは一番よく禁止されることではないでしょうか?

 

私は子供服のフード付きがとても可愛くて好きなので
保育園に通わせるまではフード付きの服ばかりを
着せていました。

 

しかも、デザインも派手目が好きで装飾が
結構ついている服が多かったのです。

 

入園の時にこの条件を知らされた時には焦りました。

 

とりあえず保育園用の服なので格安で揃えて事足りましたが
その当時は、「余計な出費が増えたなー。」と少し不満でした。

 

しかし、よくよく考えてみるとこういった決まりには
ちゃんとした保育する上での安全確保のための
理由があるのです。


例えば、保育園には0~6歳までのお子さんがいますが
ある程度の年齢になれば運動能力も知能も上がってくるので
危険も少なくなるのですが、小さい子はそうはいきません。


一例として、、、

 

・ボタンなどの小さいものを誤飲する可能性がある
・運動中や遊んでいる時にフードが引っかかって危ない

 

こういった事態が起こり得るのが小さい子なんです。

 

実際に、ボタンなどの小さいものは0~1歳代の小さい子なら
口に入れて確かめようとしますし、食べてしまう事もあります。

 

我が子も、先日小さなおもちゃのスポンジの破片を飲み込んで
しまい病院に連れて行ったことがあります。


結局、便に混じって排出されましたが、その時は心配でした。

 

飲み込んで喉に引っかかり、最悪の場合窒息することも
あり得ますからね。

 

こういった最悪の事態を想定して保育園様々な規則
設けています。

 

 

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風習だからピアスはOK?その基準は?


今回のように、海外での風習は日本にははじみのないものも
沢山あります。

 

その中でもタトゥーやピアスがよく問題になりますね。
また、宗教による食文化の違いもあります。

 

今回の場合は、南アフリカ出身の親の風習で女の子が
生まれるとすぐにピアスを付けるという風習が母国で
あったそうです。

 

しかし、入園を希望していた園からはそれを受け入れられずに
入園を辞退してしまったのです。


どちらの言い分も分かるのでとても難しい問題ですよね。

 

一緒に保育園に通わせる親の立場からしたら、やはり
小さなピアスを万が一我が子が飲み込んだり刺さって
しまったりしたら怖いという心配もあるのが正直な親と
しての気持ちです。

 

しかし、その人それぞれで大切にしている文化やポリシーは
とても多様で、譲るべきことは認めあって生活を共に
していくことも教育を学んでいく上でとても大切なことだと
思います。

 


まとめ

 

今回のように、日本ではまだ馴染みがなかったり、
少数派の人や意見はどうしても受け入れられないような
固さが日本にはまだまだあると思います。

 

日本という国に住んでいる以上は日本のルールに従う、と
いうのではなく場所やその環境にもよりますが、


事柄によっては教育の場でも柔軟な対応
迫られる時代になってきていると感じました。

 

保育という環境では、ピアスはなかなか認められない事柄かも
しれませんが、いつか双方が納得のいく打開策が
出来ればいいなと思います。

 

保育の現場も、私の小さい頃よりも柔軟になっていると
思うので安全を確保しながらもその子その子が自由に
のびのびと育っていける場であってほしいと思います。