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日本人の魚料理文化が外国人へ与える影響とは?

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日本では、昔から当たり前に食べられている
魚料理ですが、外国の方からしてみると
かなり発見や驚きが多いようですね。

 

今回は、日本での魚料理への意識の高さと
その影響を受けて外国でどのような活動が
されているかとまとめてみました。

 

 

日本の魚の料理法や道具は外国人には驚きが多い


日本では、その昔からずっと食べられてきた魚料理。

 

和食といえば、魚料理と思い浮かぶ人も多いのでは
ないでしょうか?

 

私は、肉料理が結構苦手で魚料理の方が好きなんですよね。


特にこの暑い季節にはさっぱりした魚の刺身などは
恋しくなります!

 

他にもブリの照り焼き煮付けなども最高に美味しく
日本人で良かったなー!と思ったりします。

 

健康を維持したい方にも魚料理はオススメですよね。


低カロリーで高たんぱく質という素晴らしいバランスを
持っていますから積極的に摂取したい食材です。

 

外国の方へのインタビューで

「日本の料理では何が好きですか?」と聞くと

 

「スシ!」という外国人も多く
その美味しさは世界共通だと思っています。

 

日本では、魚のニオイを取ったりするために酢と塩
使ったり、魚のうまみを引き出すために昆布を利用する
調理法はポピュラーですよね。

 

他にも、生の魚を食べる際に、食中毒の危険や臭みを
感じないようにするため、わさびを使ったりします。

 

この日本では普通に思える調理法は
実は外国では驚きだといいます。

 

そもそも、一部の外国を除いて、生の魚を食べるという
習慣がない外国は多いですよね。

 

なので、外国にいくとお決まりの「フィッシュフライ」
など揚げ物が多くて魚よりも肉料理のバリエーションの
方が多いと思います。

 

個人的にフィッシュフライは大好きなんですが
あまりにそればかりだと飽きます(笑)

 

アメリカに行った時に外国は魚料理のバリエーションが
少ないんだなーと感じましたね。


主食は肉って感じを受けました。
とにかく肉のボリュームはすごかった記憶があります。

 

また、外国人からすると「魚焼きグリル」も新鮮なもの
らしいですよ。

 

外国ではオーブンなどを使ったりはしますが
魚専用のグリルというのは珍しいようです。

 

その魚グリルを知った外国の方はソーセージを
焼いたりするのに使っているそうですが、

 

魚焼きグリルは魚以外にも使えるので

万能の調理器具ともいえます。

 

魚料理と併用する時には匂い移りだけは気を付けたい
所ですが・・・。

 

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外国人の魚料理での意識を変えるには


外国での魚料理の定番といえば、フィッシュフライですが
そうなると、元の魚の形は分かりませんよね。

 

しかも、アメリカのスーパーでは鮭・ティラピアなど
魚の種類は7~8種類しか置いていないようで
日本とはかなりの差があります。

 

しかも、置いてある魚は香りがないものばかりで
魚のうまみを楽しむというよりはただの
「タンパク源」という意識の方が強いらしいです。


ちょっと魚に対しての見方が寂しいですよね。

 

こうしたことで魚への意識が高まらないと
思わぬ弊害もあるのです。


例えば、外国の方が乱獲の現状を知ると

 

 中でもシアトルなど西海岸の人たちは意識が高く、「乱獲を防ぐためには、養殖の魚を食べればいいの?  でも、それも体に悪いと聞いているし、何を食べるのが正しいのかわからない」「サケを食べるたびに、(それをエサとしている)シャチを殺しているのではないかと心配になる」という声が寄せられたという。

 対して、フリン氏も住んでいた内陸の中西部は「悪い状態の魚はすべて捨てられてしまうことで有名」なほど、魚慣れしていない。「スーパーで魚を買ってきたけど、家に帰ってきたらなんか臭う気がする。家がくさくなるから捨ててしまった……という経験からちゃんとした魚を選んだり、調理したりする自信をなくしてしまっている人が少なくないのです」(フリン氏)。

 

引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190719-00292623-toyo-bus_all&p=4

 

このように、魚を買う事を躊躇する人達も多いのです。


そんな人たちの悩みを解決するために
最近では水族館で色々な工夫がされています。

 

例えば、「青信号・黄色信号・赤信号」という表記を
使って乱獲の現状が一目で分かるようにしている
ところがあります。

 

実際の、魚全体の姿を見てそういった情報を見ると
意識も高まってくると思います。


フィッシュフライの姿しか見ていないと現実味も
ないですからね。

 

 

まとめ


日本では昔から魚は沢山食べられてきましたが
最近では漁獲制限が進んでおらず、日本でも
不安はありますよね。

 

少し前からマグロが食べられなくなるかもしれないという
ニュースがあったり、ウナギ絶滅危惧種になったりと
問題も沢山あると思います。

 

最近では漁業者の高齢化も問題とされています。

 

昔から良質なタンパクとして、

そして日本人の大好きな
食材として親しまれてきた魚を

どうやって守っていけばいいのかも

大切なテーマになってきているので、

日本人にも意識を変える努力は必要な気がします。