梅雨明け後の猛暑に要注意!!
今年は雨の日が多く、梅雨っぽい日が続いています。
例年よりも梅雨明けを待ち遠しく思う人が多いようです。
7月の末には梅雨が明けそうですね。
7月とは思えない涼しさで、体を壊してしまう人も多いようですが、
梅雨明け後の気候はどうなのでしょうか。
暑さのピークが2回来る!
冷夏の予定だった今年の夏ですが、
予報が一転。
梅雨があけると同時に厳しい暑さが到来。
35℃を超える猛暑日になるところが多いそうです。
1度目のピークは梅雨明け後の7月末。
そして平年並みの暑さが続き、2回目のピークは8月の末ごろ、
厳しい暑さとなるようです。
暑さのカギは2つの高気圧
2回の暑さのピーク、
チベット高気圧と太平洋高気圧、という二つの高気圧がカギになるそうです。
まず一つ目の太平洋高気圧。
例年はこの太平洋高気圧が強まるタイミングで、
厳しい暑さが訪れます。
今年はそれに加え、チベット高気圧がやや強い見込みとなっているそう。
このチベット高気圧というのは、太平洋高気圧とは高度が違います。
そのため2つの高気圧が日本付近に広がると、
上空で重なりあい、≪ダブル高気圧≫となります。
そして非常に背の高い高気圧となって、厳しい暑さをもたらすのです。
このダブル高気圧のときが、ピークになるという予報のようです。
夏好きが減ってる?
クールビズが主流になったり、
本当にひと昔前とは比べ物にならない暑さの夏。
近年では毎日のように猛暑日が更新されるような夏が多く、
夏だー!と楽しみたい気持ちの反面、
脱水や日焼けなど健康被害につながることがあったり、
ゲリラ豪雨やひょうが降る自然災害につながったりと、
なかなか夏にポジティブなニュースが流れないのも一つの理由でしょうか。
でもどうでしょうか。それは大人目線での話です。
毎日暑い中通勤電車に乗り、汗だくで出勤・・・
それは嫌でも夏が嫌いになりそうです。
しかしやはり子供たちは夏になると生き生きとする気がします。
キラキラと目を輝かせて、
スイカやかき氷を食べたり、花火を見たり、
プールや海で遊んだり。
夏の縁側や畳で寝そべるのもとても気持ちいいですよね。
子どもたちの汗を目いっぱいかきながらも楽しく遊ぶ姿は、
こちらまで元気にさせてもらえます。
少子化は、そんな社会の雰囲気にも多少の影響を与えているようですね。
子どもの頃の夏の過ごし方を思い出してみてはいかがでしょうか。
夏の終わる少し寂しい気持ちも一緒に思い出せたら素敵ですよね。
夏の暑さ、昔と今
現在は、夏と冬の期間が長く、
春と秋が短く感じます。
では実際のところ他の年との気温の違いはどのくらいなのでしょう。
本当に涼しかったのでしょうか。
私が子供の頃の1987年 東京の7月の最高気温を見てみます。
7/23 35.9℃ 7/24 37.3℃ 7/25 34.5℃ 7/26 32.8℃
7/27 34.3℃ 7/28 32.7℃ 7/29 35.6℃ 7/30 34.3℃ 7/31 34.1℃
あれ?お気づきでしょうか。
意外と暑いですね。
ましてや今年と比べると昔のほうが気温は高いのです。
ということはやはり湿度の問題でしょうか。
猛暑だの異常気象だのと言われていますが、
快適な暮らしに慣れてしまった私たちの体の変化が、
より暑さを厳しく感じるものにしているのかもしれません。
時代とともに夏の過ごし方は変わりますが、
日本という国にいる以上、
夏いやだ!暑い!と過ごすよりは、
四季折々の季節の楽しみを味わいたいと思います。
来年の夏は東京五輪
今年は雨続きでスタートした夏ですが、
来年は東京五輪が控えています。
オリンピックは、もともと欧米基準なので、
真夏の東京でやることは殺人行為だという声もあるのだとか。
昔の東京オリンピックは暑くて危険だという理由で
10月10日になっています。
多くの人が楽しみにしている来年の夏、
どうか健康被害のニュースが増えないよう、
東京オリンピックを楽しみたいものですね。