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「友達だからタダでやって」に共感の声

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近年、Twitterを中心に話題になっていることがあります。

 

クリエイターや得意なこと、

専門的な技術のある人に対して、

 

「友達だからタダでやって。」

と制作を依頼してくるというエピソードを、

漫画にした話です。

 

この投稿が多くの共感を得ているようです。

 

技術はタダではない

 

イラストレーターに対し、

「結婚式のウェルカムボードを書いてほしい」

「ポスター用のイラストを描いてほしい」

 

ネイリストに

「タダでネイルしてほしい」

 

美容師に

「タダでカットしてほしい」

 

医療従事者に

「ちょっと相談にのってほしい」

 

そんなに仲良くなくても、

職種を知っていて

 

「ちょっとタダで相談のってほしい」

と利用されてしまうパターンもあります。

 

技術の数だけ、

このようなことを言われたことのある体験者は

多いようです。

 

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技術習得までの苦労と努力の道のりを知れ

 

実際私の主人もそういった技術を持っていて、

タダでやってよー!と言われたことが何度もあります。

 

状況によっては、

手を貸してあげることもありますが、

 

「俺はあの人の為に、

高い金払って専門行って

技術を身につけたわけじゃない」

 

と言っているのを聞き、

深く納得したものです。

 

試験を受けて資格を取ったかもしれない、

現場で数踏んで、たくさんの失敗を経て習得した技術かもしれません。

 

少なくとも自分のメリットもないような状態で

「タダで」提供する義理はないように感じます。

 

 

親しき中にも礼儀あり

 

友達であろうと、身内であろうと、

タダでお願いする、というのは相手のことを

馬鹿にしてるようにも感じます。

 

タダでやってあげる、と言われても

その人の時間と労力

費やしてもらってるわけですから、

御礼はするべきだと私は思います。

 

また、そういったお願いをしている人を

目の当たりにすると、

 

私利私欲が強い人なんだな、という印象を受け、

当人でなくてもそんな話を耳にすると

不愉快な気持ちになりますよね。

 

 

自分はそんなことをしていないか、

今一度確認してみましょう。

 

タダなのに要望が多すぎる!

 

あるデザイナーAさんのお話です。

 

友達から結婚式の招待状の作成

頼まれたAさん。

 

いつもお世話になっている同僚のよしみで、

お祝いだと思い、お金をもらうのも悪いかなと

依頼を引き受けました。

 

しかしとんでもない仕打ち

受けてしまいます。

 

一度デザインして友人に確認したところ、

フォントやレイアウト、

文言だけにとどまらず、

 

プロのAさんでさえ

「そんなところまで?」と思うような

赤字で訂正されたデータが戻ってきたそうです。

 

一度ならまだしも二度、三度と続いて、

仕事量にしてもとても

 

タダで請け負うような

仕事量ではなかったそうです。

 

あとから聞くところによると、

ご友人の奥様が赤字を入れていたとか。

 

せっかく厚意で受けたのに、

あとからいちゃもんつけられたら、

たまったもんではありませんよね。

 

近年では美容師やネイリストではなく、

WEBデザイナーやクリエイター、

イラストレーターなどの専門職ほど

こういった被害を受けやすいようです。

 

それはあなたの技術ではない

 

例えば、タダでウェルカムボードを書いてもらった、

髪を切ってもらった、そんなことをあたかも自分の技のように

自慢してしまう人、あなたの周りにはいませんか?

 

あの人にタダでやってもらったんだ~!

自慢してくる人、いませんか?

 

そういった人には要注意。

 

あなたのそのスキルも狙われています。

 

一度安請け合いしてしまう前に、

金額や依頼内容を詰めて確認し、

決して技術がタダではないことを伝えましょう。

 

こういった認識はもっともっと

浸透していくべきだと私は思います。

 

受ける側もお願いする側も。

 

親しき中にも礼儀あり

 

支払いは、相手の仕事への

感謝と敬意の表れです。

 

他人の技術を、自分の技術のように自慢することはやめ、

そういった人にならないよう気を付けましょう。